「雨と共に生きる」都市デザイン。グラスゴーに学ぶ、気候変動時代のまちづくり

気候変動による降雨増加が深刻化する中、英国グラスゴーでは「雨と共に生きる」都市づくりが進行中。雨の日でも快適に移動や滞在ができる空間を整備し、公平で持続可能な暮らしを目指す新たな取り組みです。

ブラック校則の見直し本格化。日本で「学校内民主主義法案」成立なるか

行き過ぎた校則を見直す「学校内民主主義法案」が国会に提出されました。問われているのは、何をルールにするかだけでなく、誰がそのルールに声を持てるかということです。民主主義は教科書ではなく、日常の学校生活のなかでこそ育まれるもの。日本の教育は、今その原点を問い直そうとしています。

「その電気は、誰のもの?」再エネを地域で“所有”するOur Powerの共同モデル

気候変動に立ち向かう若者たちのプロジェクト・Our Powerは、地域が主体となって再エネを所有・活用。その利益を福祉や教育に還元する取り組みは、エネルギーの民主化を目指す新しい実践例です。

猫が踊っている

【2025年5月後半】猫舌を助けてくれる猫。何気ない日常に踊りを。グッドニュース5選

IDEAS FOR GOODの編集部が選ぶ、今月後半のちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース。アプリでうつ病を解消できる?世界最大の臨床試験や、猫舌を助ける猫型ロボットなど、ユニークなアイデアをお楽しみください!

“ケアされる人”から“表現する人”へ。高齢者が作ったアート作品をバーチャル美術館で展示

フランスで、施設の高齢者がアートを通じて社会と再びつながる福祉プロジェクトが実践中。作品はバーチャル美術館で世界中に発信されています。

チケット

マナーを守る人が得をする。鉄道の切符を宝くじに変える、インドのタダ乗り撲滅キャンペーン

罰金じゃなく“賞金”で無賃乗車を防ぐ?インド鉄道が切符を宝くじにするキャンペーン「Lucky Yatra」を始めました。

4℃上昇でGDP40%減?「気候を守ることが経済を育てる」最新研究が示す

温暖化対策は「負担」ではなく未来への「投資」。再エネ分野では中国を中心に150万人の雇用が創出され、OECDも対策が経済成長を促すと示しています。気候と経済はもはや切り離せなくなっています。

週5勤務が当たり前“じゃない”時代へ?欧州の事例に学ぶ、「働く」の先にあるもの【欧州通信#40】

生産性や効率だけでは語れない「人間らしい働き方」とは何か。週4日勤務、つながらない権利、パートタイム文化、メンタルヘルス──ヨーロッパ各国の取り組みから、これからの社会のあり方を考えます。

修理体験が、生きた学びに。学生がPCをリペアし寄付する、NZのデジタルデバイド解消プロジェクト

まだ使えるのに、買い替えていませんか?ニュージーランドでは、不要になったラップトップを若者が修理し、必要とする家庭に届けるプロジェクトが広がっています。電子廃棄物の削減、デジタル格差の解消、若者のスキル育成。RADは、三つの課題に同時に応える地域主導の挑戦です。

【6/12開催】「循環型都市」は誰のため?ケアの視点で探る、サーキュラーと包摂が交わるまちづくりワークショップ

【6/12東京開催】まちづくりにも広がる「循環型」の波。しかし、サーキュラーな都市は住民の暮らしを豊かにするでしょうか?多様性からケアの視点から循環型のまちづくりを考えるワークショップを開催します。

サーキュラーエコノミーの実装に欠かせない「共通語」とは?ドイツ・機械工業連盟が語る脱炭素のカギ

製造業がサーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルを実現するには、機械やシステム同士が“共通語”でつながることが必要です。ドイツの産業団体VDMAは、国際標準「OPC UA」を軸に、業界を超えた情報共有の基盤づくりを進めています。本記事では、その最新動向を取材しました。

なんとなくやりすごす金曜午後を、心が動く時間に。社会と出会い直す新習慣「Social Friday」

金曜午後。多くの人が仕事の手をゆるめ、週末モードへと移行していく時間帯。この人々が「なんとなくやり過ごす時間」を、社会とつながり、自分自身を見つめ直す問いの時間へと再構築するムーブメントが、今世界中で広がっています。

「着画」投稿のハードルを下げる。AIアバターが消費者の古着出品を安全に

「着画」を載せた方が売れるとわかっていても、自分の姿をネットに出すのは不安。そんな悩みを解決するのがAIアバターです。着画作成の新技術で、誰もが安心してフリマ販売ができる時代へ。

マイクロファクトリーで働くスタッフの背中

住宅街の小さな工場から、循環が始まる。割り箸が地域でめぐる文化を作る、ChopValueの挑戦

使われた割り箸を美しい板や家具にアップサイクルするカナダのChopValueが2024年夏に日本に上陸。地域に根ざしたマイクロファクトリーが、神奈川県川崎市にオープンしました。

高齢者

暮らしも医療も、ご近所で完結。高齢化に備える、英国マンチェスターの「エイジフレンドリー・シティ」構想

高齢化と都市化が進む今、都市は誰にやさしくあるべきでしょうか?イギリス・マンチェスターで始まった新しいまちづくりの取り組みをご紹介します。

“女性を縛る場”だったキッチンから、変革の声を。料理と対話でジェンダー平等を問い直す「Woman In The Kitchen」

「女性は台所にいるべき」というキャッチコピーを逆手に取った動画が公開されました。かつて女性を家に縛りつける意味を持っていた言葉は、「社会変革」の象徴へと生まれ変わるでしょうか。